MOUSE.PAS
MOUSE.PAS について
MOUSE.PAS は本来デバイスドライバ、TSR 等に頼っていたマウスドライバの基本的な機能を抜き出して実装した、組み込み型マウスドライバです。
MOUSE.PAS を利用するプログラムは外部マウスドライバの助け無しにマウスによるユーザインターフェイスを構築することが出来ます。
開発背景
当時ならこの MOUSE.PAS の存在意義に関して殊更に語る必要など無かったのですが、現在は状況が違います。
なんでこんな物が存在するのか、取り敢えずその開発背景に軽く触れたいと思います。
今では考えられないことだと思いますが、Turbo Pascal 6.0 が全盛期の頃のパソコン (NEC PC98x1) ではキーボード操作が主体でマウスは標準ではありません―――ぶっちゃけ無くてもどうでもよいシロモノでした。
従って、マウスに対応したアプリケーションを利用するためには、(1) マウスを買ってくる、(2) マウスドライバをインストールする、という少なくとも2つの手順が必要でした。
しかも難儀なことに、マウスドライバは互換性のない Microsoft 仕様と NEC 仕様の2つが存在していて、ユーザはアプリケーションがどちらに対応しているのかを確認してドライバを組み替えないとなりません。
そもそも一般のユーザはマウスドライバをインストールしていなかったりと状況は絶望的で、マウスを利用するアプリケーションではマウスドライバのインストール方法がマニュアルに延々と書かれていたりした物です。
ですが、グラフィックスツールなどでマウスを導入している利用者が増えれば当然マウスを使いたいという要件も発生するわけです。
しかし繰り返しになりますが当時はマウスドライバは標準ではありません、どうしたら良いでしょう?
その答えが、ユーザにはマウスを買ってくるという手順のみをお願いし、残る複雑な手順は全部アプリケーション側で受け持つ―――つまりアプリケーション自体がマウスドライバの機能を持ってしまう、という発想なのです。
MOUSE.PAS はその発想の元に、Turbo Pascal 6.0 で構築されたアプリケーション自体にマウスドライバの能力を与え、かつ余計な外部モジュールにならないように開発されました。
必要環境
- 対応機種
- NEC PC-9801VM 以降 (要 16 色表示)
ノーマルモードのみ
- 対応言語
- Borland Turbo Pascal 6.0
- 依存ユニット
- なし
- 対応 OS
- Turbo Pascal 6.0 が利用可能なバージョンの MS-DOS
ダウンロード
| 最後のリリース | |||
|---|---|---|---|
| File: | Size: | Date time: | Desc: |
| MOUSE.LZH | 16,629 | 2005-11-05 13:41:26 | 1995-13-16 初期リリースを基本的にそのまま再公開しています。 |