資料
用語略説
この用語略説は、サーバ構築紆余曲折日記を読むに当たって最低限必要に思える単語の略説をまとめた物である。
非常に簡単な説明なのであまり役に立たないとは思うが、無いよりはマシだと思う。
詳しく知りたい人は専門書籍を買ってみることをお勧めする。
A
- Apache
アパッチ。
フリーで公開されている WEB サーバソフトウェア。
UNIX 系互換 OS で幅広く利用されているが、一応 Windows 版もある。
世界でトップのシェアを誇る。
オープンソースのベストチョイスと言われている LAMP プラットフォームの構成要素のひとつ。
B
- BIND
バインド、Berkeley Internet Name Domain。
フリーで公開されているネームサーバソフトウェア。
世間では BIND4 系、BIND8 系、BIND9 系が主に用いられており、これも事実上の世界標準。
D
- DNS
ディーエヌエス、Domain Name System。
ドメイン名と IP アドレスの相互変換を行うための仕組み。
世界に十数台しかないルートサーバを頂点にした分散型データベースによって構成され、インターネットで IP アドレスに寄らずドメイン名でアクセスするのに重要な役割を果たしている。
独自ドメインで自宅サーバを運用するのならば避けては通れない仕組みのひとつ。
F
- FTP
エフティーピー、File Transfer Protocol。
コンピュータ間でファイルを送受信する際の方法を定めたプロトコル。
H
- Hyper-Threading
ハイパースレッディング。
Intel が 2001 年 8 月に発表したマイクロプロセッサの高速化技術で、ひとつのプロセッサをあたかも 2 つのプロセッサであるかのように見せかける。
もちろん OS がマルチプロセッサに対応していないと意味がない。
Xeon / Xeopn MP で採用され、後に PentiumIV にも搭載された。
ちなみに俺の Xeon Dual 環境で Hyper-Threading を動かしたら、BIOS には CPU が 4 つだと認識された。
L
- LAMP
読み方不明、俺はランプと読んでいる。
オープンソースによるベストチョイスと言われている構成の頭文字を並べた語呂合わせ。
Linux + Apache + MySQL + PHP を表す。
- Linux
リナックス。
開発者の Linus Torvalds 氏にちなんで "ライナックス" と呼ぶ向きもある。
UNIX 系 OS のひとつで、"Linux" という名称その物は Linus Torvalds 氏の登録商標。
正確には OS その物ではなくて、カーネルと呼ばれる OS の根幹部分の名称。
Red Hat を始めとする多くのデストリビュータが、Linux に様々なソフトウェアをバンドルして "デストリビューション" と呼ばれるパッケージで公開・販売している。
オープンソースのベストチョイスと言われている LAMP プラットフォームの構成要素のひとつ。
M
- MySQL
マイエスキューエル。
オープンソースで開発されているリレーショナルデータベース。
WEB で利用されることを前提に、必要ない機能、冗長的な機能を徹底的に導入せずに高速性と堅牢性を追求している。
オープンソースのベストチョイスと言われている LAMP プラットフォームの構成要素のひとつ。
P
- PHP
ピーエイチピー、PHP:Hypertext Preprocessor。
WEB サーバ側で実行されるサーバサイドスクリプトの一種。
HTML の途中に直接記述される形式を取っており、迅速な開発が出来る。
データベースとの連携に強く、特に MySQL との親和性は群を抜いている。
オープンソースのベストチョイスと言われている LAMP プラットフォームの構成要素のひとつ。
R
- Red Hat Linux
レッドハットリナックス。
Linux デストリビューションのひとつで、全世界で最も利用されている Linux のひとつと言われている。
ソースコード主体の Linux にあって、rpm パッケージという独自の配布形式を開発して Linux の流布に貢献している。
- root ユーザ
ルートユーザ。
システム全体に対する完全なアクセス権を持っている管理者専用のユーザ。
システムのインストール時に作成される。
完全なアクセス権を持つが故にシステムに損害を与える可能性も高く、普通は通常ユーザを作成して作業する。
S
- SMP
エスエムピー、Symmetric Multiple Processor。
マルチプロセッサの実現手法のひとつで、プロセッサがそれぞれ同等な立場で処理を分担する。
Linux ではマルチプロセッサの実現手法としてこの SMP を採用している。
他のマルチプロセッサの実現手法には ASMP (Asymmetric Multiple Processor) があり、こちらは処理内容によって分担するプロセッサを決定してしまう手法。
- SSH
エスエスエイチ、Secure SHell。
従来 telnet 等に代表されていたリモートログインの方法を置き換えようとする物。
telnet が単純なテキストで情報を送受信するのに対して、全て暗号化された情報をやりとりするために安全性が高い。
- su
エスユー、スイッチユーザ、Switch User。
一時的に ユーザ ID を変更したり、スーパユーザになるコマンド。
通常 root パスワードを知っている管理者も、自分自身の通常ユーザでログインしてから su コマンドで root になる。
T
- telnet
テルネット。
UNIX 系 OS にリモートアクセスする場合に古くから用いられてきたプロトコル。
OS 実機に備えられているコンソール画面をそのままリモートマシンに持ってくるため、複数ユーザが同時に UNIX 系 OS を利用する場合の必須技術。
ただし、パスワードなども単純なテキストで送受信されるためセキュリティ問題を抱えており、よりセキュアな接続形態として SSH が推奨されている。
V
- vi
ヴゥイアイ。
UNIX 系 OS のコンソール上で標準のテキストエディタ。
独特の操作感覚を持っており、コマンドモードとエディットモードを交互に行き来しながら編集する。
vi コマンド一覧を用意しているので参照されたし。
X
- X Window System
エックスウィンドウシステム。
または単に "X"。
UNIX 系 OS に存在するグラフィカルユーザインターフェイスで、Microsoft Windows に似たルック&フィールを持つ物もある。
カ
- コンソール
キャラクタユーザインターフェイスを備えているシェルプロンプト、コマンドラインのこと。
Windows の MS-DOS プロンプトに似たルック&フィールを持っている。
UNIX 系 OS では、X Window System よりもこちらが主格である。