第1部 構築編

本番運用に向けて

馬鹿が総武線でやって来た

自他共に認める馬鹿であるこの私、瑞輝智佳。
更に馬鹿をおっぱじめる。

今までサーバのメモリは PC800/40 の Direct RDRAM、ECC 付き 256MB を二枚差しの 512MB だったのだが、実はメインのデスクトップ環境の方がメモリが多い………
どぉ~でもいいことに拘る瑞輝智佳は、前々からこの逆転現象が気に入らなかった

デスクトップマシンよりサーバマシンが劣っている面があってはならないっ!!

と言うわけで仕事帰り、飯田橋で乗り換えて秋葉原へ、馬鹿が総武線でやって来た

ハードディスクの総容量が遙かに負けていることは気にしてはいけない。
メインデスクトップは当時 17GB + 17GB + 57GB = 91GB だ、こんな大容量 RAID で組んだら金がいくらあっても足らん

ちなみに、2003/09 にメインデスクトップは「サーバよりごっついワークステーション」と化し、CPU 速度もメモリ容量もサーバの上を行ってしまった。
SCSI も U320 SCSI にグレードアップしているしで、サーバ側が優れている点と言えば RAID を組んでいることと OS 性能くらいだろう。

相変わらず BLESS に寄って、RIMM を見る。
実は BLESS の WEB ページで、KINGSTON Direct RDRAM PC800-40 ECC 256MB という銘柄に何故か NEW のアイコンが付いていた。
前に買った覚えがあるのに、なぜに NEW なのか謎なのだが………
取り敢えず KINGSTON Direct RDRAM PC800/40 ECC 256MB を二枚購入
日比谷線直通日吉行きに乗って帰宅する。

さてさて、メシ喰って、真夜中から作業開始。
マザーボードの空いているバンクに差してあるダミーをすっこぬいて、RIMM を導入。
これで 256MB × 4 = 1GB のメモリがサーバに新たなパワーを与えることになったっ!!

しかしここで問題が起こる。
ここ最近のマルチタスク OS の例に漏れず、Linux も仮想メモリのシステムを導入している。
Windows なんかでも、システムドライブのルートなんかに、スワップファイル、ないしページファイルと呼ばれる物が出来ると思う。
それは、アプリケーションが要求するメモリが物理メモリで足りなくなった場合に、現在利用頻度が低いが物理メモリに陣取っている部分をハードディスクに書き出して、メモリをやりくりしようという仕組みなのだ。
んで、Linux ではスワップを行うために専用のパーティションを用意する。
このスワップパーティションで最大効率を得るためには、物理メモリの2倍確保するのが良いらしい。
というワケで、今まで 512MB だったから 1GB を確保していたわけだ。
しかし今回物理メモリが 1GB になったことで、スワップパーティションは 2GB にしたいわけだね。

だけど、前回のインストール時に、スワップパーティションは 1GB 固定領域として確保してしまっていた。
Red Hat Linux のマニュアルを読んでみると、既に確保しているパーティションを切り直すことに言及されていたけれども、あまりお勧め出来ないニュアンスが漂っている。

………これは、再インストールかな………??

ぼそっと呟く。
どぉ~せまだ SSH と FTP サーバしか組んでいないし、再インストールしてしまってもさしたる損害はないし、スワップパーティションは最大 2G らしいので、メモリがこれ以上増えてもパーティションの切り直しはしなくて済みそう。

と言うわけで、再びパーティションの切り分けから再インストール。
いい加減になれてきた

さて、ここで実はちょっと気になる案件があった。
サーバ構築とは全然関係ないのだが、マッキントッシュの Apple 社が、自社開発のブラウザ Safari を投入することを発表した。
最近の MacOS には Internet Explorer が標準搭載されていたりしたのだが、Apple 社はここで Internet Explorer、ひいては Microsoft 依存から脱却しようとしているらしい。
この Safari のユーザエージェント部分のレイアウトエンジンの基礎技術として採用されたのが、Netscape と AOL の Mozilla ではなく、オープンソースの KHTML だったのだ。
KHTML は X Window System のデスクトップ環境のひとつである KDE の為に開発されたレイアウトエンジンだ。
決して遅くはないがソースが肥大化して API もゴチャゴチャしている Mozilla の Gecko に比べると、遙かに小さいコードで記述されているのが特徴。

ここ最近は色々なブラウザを試している瑞輝智佳としては、今後の Apple のメインブラウザとなるだろう Safari の基盤となった KHTML に興味がわいたのだ。

Red Hat Linux のインストール時に X Window System のデスクトップとしては GNOMEKDE が選択出来る。
両方入れてしまってもいいのだが、両方だと 1.8GB ほど使うらしいので、ここでキッパリと GNOME を切り捨てて KDE をインストールすることに決定。
KDE は過去に一瞬だけ仕事の関係で触ったことがあったが、結構通好みと言うか、実にフィーリングにマッチしていたのを記憶している。

と言うわけで、スワップパーティションを切り直し、ついでに GNOME から KDE に乗り換えるために再インストールを敢行

………今夜も騒がしい夜になりそうだ………

時刻は午前 2 時を回っていた………

インストールは無事成功。

早速 KDE を起動してみる。
起動すると、ユーザ毎に色々とデスクトップの設定をするらしく、ウィザード形式で色々と設定する。
その設定が終わると、晴れて KDE が起動した。

取り敢えず、フィーリングを試してみる。
KDE ウェブブラウザ Konqueror や、KDE メールクライアント KMail など、デスクトップ環境として使うツール類は色々と揃っていることを確認。
Konqueror は単純なウェブブラウザだけでなく、ファイルシステムその物に関してブラウズさせる機能を持っているらしい。
Windows のエクスプローラを更に強化して様な感じだ。
ファイルシステムを覗いた際には .tar.gz の拡張子が付いている tarball も展開することなく潜っていける。
なかなか良い感じだ。

一通りの環境設定が終わったら遊んでみよう。
取り敢えずログアウト………

落ち着いたところで SSH と FTP のインストールを早速行ったわけだが、もう何度も書いたので、手順は省略。
眠い、寝る………

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